・おもてなしオリンピック おもてなしには設え(しつらえ)と振る舞いがある。調和していないとおもてなしにならない。タオルも大いに貢献する

 2020年の東京五輪、おもてなしがキーワード。「おもてなしには2つの要素がある。設え(しつらえ)と振る舞い。2つが調和しないと十分ではない」。述べたのは日本家具産業振興会の加藤知成会長▼IFFT/インテリアライフスタイルリビング2013の記者会見の席上で語ったもので「業界は設えで貢献できる」とまとめた▼割り引いて聞くべきかも知れないが、正鵠を射ている。いくら振る舞いが立派でもその空間や備品、道具などの設えが調和していなければ快適さと満足感を提供できたとは言えない▼タオルもおもてなしの道具として欠くことが出来ない。暑いときにそっと差し出された冷えたおしぼりでひと拭きした時の快適さは何物にも代えがたい▼タオルとおもてなしといえば、宮崎タオルの故宮崎弦社長が「今治には行き交うお遍路さんをもてなしきた文化が根付く。そんな中でタオルを作ってきた」と自負されていたのを思い出す。そんなタオル、おもてなし五輪に大きな貢献ができる▼ある航空会社のサービス。キャビンアテンダントがトングに挟んでおしぼりを客に渡す。手でつかむと熱過ぎ、軽くつかんで放り上げたりして冷ましてから使用せざるを得ない。これ、振る舞いからして、おもてなしにほど遠い。