セララちゃんを知っていますか。「神を侮辱した」としてイスラム過激派に頭を打たれ九死に一生を得た少女です

 セララちゃんを知っていますか。パキスタンで女子の教育を認めないイスラム過激派にほぼ1年前、「神を侮辱した」として頭を撃たれて瀕死の重傷を負って生還した16歳の少女です▼命を狙った過激派は「チャンスがあればまたいつでも襲撃する」と宣言した。国際社会は平気でこのような宣言を許し、未成年の人権を侵す宗教に寛容過ぎる▼神を侮辱したというが誰一人、神の存在を証明できる人はいない。証明無きモノに侮辱行為など成立しない。神を語るのは人だけ。人が創ったことだけはわかる。生きていくのに都合が良かったからだろう▼歴史を経て神を戴く宗教そのものが権威になってしまった。人がより都合よく生きていくすべよりも、組織や団体が優先されるようになり、平和、平穏をもたらすはずの宗教が地球上、最も多くの戦乱を起こす原因になり現在も止むことなく続く▼マララちゃん事件もこのような世界で起こった。「神を侮辱した」を理由に再び襲撃されることがないように守るのは国際社会の責務だ▼11日ノーベル平和賞が発表された。彼女への授与が下馬評にあった。しかし、国際機関の化学兵器禁止機関に授与されることが決まった。