でたらめを本当のように語る経済評論家。政経書すべてが信用できなくなった。

「今治のタオルはエジプト綿しか使わない。エジプト綿は繊維が長くて柔らかいから、使い勝手に優れているのだ。韓国にももちろん国産のタオルはあるが、インド綿なので糸が太くて硬い。使いにくいから、韓国人も一度今治のタオルを使うともう手放せなくなる」(原文のママ)▼長谷川慶太郎という国際エコノミストが9月30日に徳間書店から出版した「2014長谷川慶太郎の大局を読む 世界経済明と暗の潮目」という著書の「アベノミクスの導入で日韓の商品の流れが逆になった」(P149)の一文▼素人は読み飛ばすかも知れないが、タオル人なら、よくもそこまで平気で、でたらめが書けたものだと、開いた口が塞がらないはず▼本紙本号の4面に10月の今治の糸引渡し量を掲載した。国産糸が81.1%を占め、そのわたのほとんどが米綿だ。輸入糸も大半がパキスタンからだ▼「インド綿なので太くて硬い」。どのような知識か知らないが、繊維長の長い細くて柔らかいわたも多く、今治産地のメーカーも「今治タオル」作りに使用する▼読者諸士には釈迦に説法だが、素人は信じてしまう。このような間違い、見抜けないだけで、他の評論家も含めて、ほかでも一杯あるのでは…と疑う▼すべての政経書の「洛陽の紙価を低しめた」