「100年後の人類への貢献を考えて研究を続けたい」(小保方晴子)

 「生物学の常識を覆す」方法で、生物の組織や臓器に成長する元になる万能細胞「STAP細胞」が見つかったことが英科学誌ネイチャーに論文として掲載されるや、世界中に衝撃と驚きが走り、あと称賛の声に包まれた▼万能細胞の分野では一昨年、iPS細胞の作製で、京大の山中伸弥教授がノーベル生理医学賞を受賞したばかりで関心は高い▼日本のお家芸だった家電やIT分野などは今や、昔日の面影はない。万能細胞は次代を支える技術として注目されてきた。そんな最中、またまたこの分野での新発見だったのでなおさらだ▼発見したのは理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子さん。30歳の若手女性研究者だったことにも驚かされた。まだ、緒に就いたばかりの研究だと語ったが、今後、数10年にわたって研究を続けることができるので期待は大。「100年後の人類への貢献を考えて研究を進めたい」と▼ところが政治家。今さえよければいいような人ばかりに見える。1000兆円を超す国の借金。事故ったらおしまいの原発再稼働への動き。そして外交姿勢。人類どころか、将来の日本人にさえ貢献しようという気持ちが感じられない。