バスタオル毎日洗濯する、しない論争 業界からひと声あってしかるべき

 梅雨時、雨の日に洗濯物を部屋干しすると嫌な臭いがする。原因は完全に汚れが洗い落ちず、細菌が繁殖するからだ。これだけで洗濯しても細菌が完全に除去されないことが理解できる▼だったら風呂上りの身体を拭いた後のバスタオルを翌日使うと、かなり菌が繁殖し不衛生と考えるのが普通▼ところが某週刊誌の“バスタオル「毎回洗う」「数回使う」論争、両者の言い分紹介”という記事によると、2、3日洗わない人がいて「風呂上りのきれいな体を拭いているんだから、毎日洗わなくたって汚くない」と主張して譲らない▼一方、毎日洗濯派は、洗わずに使用すると「せっかくお風呂に入っても、洗っていないバスタオルを使ったら体に菌がついてしまう」と反論する▼記事には「風呂上りでも1平方㌢メートル当たりおよそ10万個の菌が付着することがある」という専門家のコメントもある。使った後は毎回洗う方がいいことは間違いない▼安全安心の物作りに力を入れる業界。この論争に高みの見物を決め込んでいいのだろうか。消費者の手に渡ってからも、清潔に保つことは、安全安心の一環に変わりはない。ひと声あってもいいと思う。